お月さまをみてる。

第二章を歩み出される祐飛さんを追いかけてまいります☆
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美しい人。

改めて、美しい彼の人へ。





今日まで、ずっと私はあさこさんの退団についての記事を書けないでいました。
かなみちゃん退団発表後あたりから、あさこさんのことが書けなくて、書いても吐露する心情は決して前向きなものじゃなかった。

どんどん孤高の人になっていくあさこさんの姿を、徐々に直視できなくなっていた自分。

客席をガンガンに煽ったり、二階までギラギラのウインクを飛ばしたり、マジ鬱の楽でえりさんや末子さんの退団に涙を流したり、その人間味溢れるあさこさんが、かなみちゃんの退団を経て、孤高のトップスターとなって自分を追い立てるように研ぎ澄まされていく姿は、まるで知らない人みたいで胸が痛んだ。

しっかりと見つめていれば。
追いかけていれば、あさこさんはきっとあさこさんだったのに、私はどこかでその行為を放棄して、怯えていたんだ。

そう、私はあいちゃんと同じく、あさこさんに対しても誠実じゃなかった。
一人で舞台に立ち続けるその姿を、追いかけて行くのが怖くて逃げていた。

でもこの公演を通じて。
私はあさこさんが求めていた何かを教えられた気がした。
自分を追い込んでなお、求め続けた「男役・瀬奈じゅん」としての姿を目の当たりにして、あさこさんは私が思っている場所よりもずっと高みを目指していたことを思い知った。

そして。
孤高の人と思っていたあさこさんの後ろにたくさんの月組生がいることにもやっと気付けた。
あさこさんが背中で語っていた多くのことを、組子はしっかりと受け取っていた。
受け取って自分の中で昇華して、同じ舞台に立つ時間を、一秒だって無駄にはすまい、と決意していた。

あの一糸乱れぬ黒燕尾が、組子たちの気持ちをあさこさんに伝えてた。


今日、男役として最後の一日を生きるあさこさんは、最後の最後まで、男役を更に極めんとして戦っているように見えた。

妥協はしない。
自分の希求する理想の男役に終わりはないのだ、と下級生に、私たちに、そこに瀬奈じゅんとして在ることで伝えようとしてるような。

ストイックなその姿は、紛れもなく、私が知っていたあさこさんの未来の在り方だったんだって。
今更分かった。今更気付いて、弱虫だった自分を恥じた。


男役・瀬奈じゅんとして、最後の大階段を降りて、白薔薇を抱いてご挨拶をするあさこさんは、神々しいまでに光り輝いていた。

アリステアとして、ショースター瀬奈じゅんとして、舞台の上に生き続け、最後の瞬間に更に輝きを増して、演じた全ての役の中でも「宝塚の男役」が一番大好きだった、と語ったあさこさん。
宝塚は命を賭けられて、仲間と一緒に戦う戦場でもあり、努力すれば望むものになれる場所だったと、語ったあさこさん。


ああ。
あさこさんは、こんなにも美しい人だった。
本当に本当に、美しいスターだった。


図らずも、そのトップスターとしての歩みを見届けた初めてのトップスターさん。
宝塚男役としての生き様を、その身を持って示してくれたあさこさん。

あなたがトップスターとして駆け抜けたこの4年の歳月が丸ごと、私の宝塚ファンとしての歳月だった。
人にもし二度青春を生きることが許されるとして、今こうして宝塚を追いかける日々が私の二度目の青春なのだとしたら、ご贔屓とは全く別の次元で、あさこさん、あなたは私の青春そのものでした。


美しい人よ、永遠なれ。
あなたの生きた男役・瀬奈じゅんの姿は、ずっと私たちの中に生き続けます。

18年間、夢をありがとうございました。
お疲れ様でした。

改めて、ご卒業、おめでとうございます。



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