お月さまをみてる。

第二章を歩み出される祐飛さんを追いかけてまいります☆
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拝啓、城咲あい様。

やっと、ここまで来ることが出来ました。
あいちゃん、あなたについて、あたしの想いを綴らせてください。





ずっと、目を逸らし続けてきました。
直視出来ない想いは、娘役不在発表の日からずっとずっと続いていた。

先日、ブログの管理画面で過去記事を見ていたら、あいちゃんについて数え切れないくらいの未アップ記事があって、自分の昇華できない想いを感じて、途方に暮れたりもしていました。

でも、あなたの卒業を一週間後に控えた今、心を決めようと思った。
笑顔であなたを見送りたいと思った。

泣いたり哀しんだり悔しくて歯痒くて地団駄を踏んで嫌だと叫ぶ時期は、もう、きっと過ぎたんだ、と。
目を逸らし続けることが、あなたに対するあたしの正しい在り方ではないんだ、と。

あなたが城咲あいとして、歩んできたこの10年に、常に真っ直ぐに正直で在ったように、あたしもあなたを好きな自分の気持ちと相対して、正直に在りたいと思った。


そう決めて、サヨナラ番組を見たんです。
ナウオンや、大劇場千秋楽のご挨拶映像すら、見れていなかった自分。
そんなあたしの目に飛び込んできたのは、少し痩せたけれど、本当に清清しい笑顔で話すあいちゃんの姿でした。

あいちゃんは何度も「誠実」という言葉を口にしました。

舞台に対して、誠実であれ。

早くからの抜擢、多くのヒロイン経験、二番手娘役としての芝居・ショー双方に渡る多起用、そして娘役不在決定後も実質主演娘役並みの扱いと、一方でその対極の立場、という公演ごとに変わる自分の在り方。

目まぐるしく、常に何かを求められ続けた宝塚生活を、あいちゃんは決して楽しいだけではなかった、と常々語っています。

でも、あいちゃんは常に「誠実」に在ろうとしていたんですね。
舞台に、役柄に、我々観客に、そしてきっと自分自身に。
その姿勢が、きっとあたしを魅了して止まなかった。
そして、そんなあいちゃんを追いかけてゆくにつれて、あなたはあたしにとって唯一無二の娘役さんになっていった。



憧れる誰かにはなれない、自分にしか出来ないことが出来る自分になる。

あいちゃんはそうも語りました。

あいちゃんが辿り着いた場所。
その場所から今、あなたが見つめているもの。

本音を呟いていいのだとしたら、どうしたってあたしは、やっぱりあいちゃんにトップになって欲しかった。

ずっと信じてた。
他の誰とも違うあいちゃんだけが体現できる、新しい宝塚のトップ娘役のカタチがあるって信じてた。
それが叶うことなく、あいちゃんが宝塚を去るということが、どうしたってやるせなかった。

でも、あいちゃんが自分だけが出来る何かを求めていたと紡ぐ言葉を聞いていて。
何かがストンと、あたしの中に落ちてきた。

何もかもを経験して、それでも最後のひとつは手に入れられなかったかもしれない。
他の誰も経験したことのない茨の道を歩いたかもしれない。

でもだからこそ、あいちゃんだけが見せてくれた世界があった。
あいちゃんが逃げずに戦って切り開いた未来を、あたしはずっと見つめてた。
残してくれたたくさんの宝物は、あいちゃんだから、生み出せたもだった。

以前ハリラバの公演の時に、ローズについて書いたことがありました。
その時あたしはあいちゃんを叙情性のある女優さん、と書きました。
まさにあのローズは、あいちゃんにしか創り上げられないものでした。
ローラ・オズモンドを生きるあいちゃんの姿は今も、鮮明にあたしの中に息衝いたまま。

サラ・ベルナールを演じるローズの姿が、ステファーノをはじめみんなの記憶の中に生き続けてゆくように。
城咲あいという人が宝塚という世界で歩んできた10年も、生きてきたたくさんのキャラクターたちも、きっとずっとあたしの中に生き続けてゆくと思います。


あいちゃん、ずっとずっと目を逸らし続けていたあたしは、あなたに対して決して誠実ではなかった。
そのことを今は心底悔いています。

あなたの姿を見る度に胸が疼いて苦しくなったけれど、それよりももっともっとしっかりとあなたが紡ぐ世界を記憶に留めるために、もっともっと目を見開いて、全身全霊を込めてあなたを見つめればよかった。

宝塚の娘役・城咲あい、として生きるあと一週間という残された時間。
あなたがこれまで歩んできたすべてを礎に、笑顔で最後のゴールテープを切るまでの時間。
やっとあたしは前を向いて、あなたを見つめて過ごしていきます。


あなたが他の誰でもない、自分だけの城咲あいを掴んで、笑顔で卒業の日を迎えてくれることを、心から幸せに、そして誇りに思う。

あいちゃんはあいちゃんだけの娘役ってものを、あたしに見せてくれた。
たくさんの想い出と共に、永遠に消えない夢を与えてくれた。
あなたが歩んできた道はあなただけのもの。
この素晴らしい道は決して他の誰も歩めるものじゃなかった。
そのことに、気付かせてくれてありがとう。


今日から、あなたのために流す涙はすべて、卒業を祝う幸せの涙です。
あなたがくれたたくさんの幸せの分を全部、返せる術をあたしは知らないけれど。
新しい夢を探すんだ、と語った笑顔が、更に更に未来に向かって輝いていくことを祈ることしか出来ないけれど。


こんなにたくさんの想いを、あたしの中に生じさせた初めての娘役さん。
ありったけの想いを込めて。


あなたのことが、本当に本当に大好きでした。
あいちゃん、ありがとう。



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